コンサルタントのためのコミュニティの作り方2つのパターン

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コンサルタントがクライアントを獲得し続け、安定した売上を継続していくためには、自分自身が中心となったコミュニティを作ることです。

ここで言うコミュニティとは、単なるメルマガの顧客リストのように顔も知らない関係の人たちが集まっているものではなく、直接つながりを持った人たちの集まりのことを指しています。

コンサルタントにとってのコミュニティは次の2つのパターンが考えられます。

1.見込みクライアントが集まったコミュニティ
2.既存クライアントが集まったコミュニティ

見込みクライアントを獲得することも、既存クライアントのフォローをすることも、コンサルタントにとっては必須です。

コミュニティはそのどちらも助けてくれるすばらしい器となります。

この記事では、そんなコンサルタントのためのコミュニティの作り方を2つのパターンでそれぞれ紹介いたします。

コミュニティの作り方 1つめのパターン
見込みクライアントが集まるコミュニティ

コンサルタントがクライアントを獲得するのは大変です。

ほとんどの場合は、形のない知識やノウハウを商品として取り扱っているため、購入してもらう前に、こちらのことを信頼してもらわなければなりません。

つまり、いきなり商品を購入してもらうのではなく、興味を持ってもらった後に、顧客教育が必要になるということです。

そんな顧客教育にぴったりなのが、コミュニティです。

まずコンサルタントが主催するコミュニティに参加してもらうことで、コンサルティング契約をしてもらう前に自然な形で顧客教育をしていくことができます。

そのように使えるコミュニティの代表的な2つのケースを紹介します。

ケース1 勉強会

このパターンのコミュニティで代表的なものは『勉強会』です。
コンサルタントが自分の専門分野のことを教える勉強会を主催します。

ビジネスにもよりますが、勉強会の内容は、初心者が参加しやすいような基本的なことをテーマにするとよいでしょう。

勉強会を開催するのに費用はほとんどかかりません。
たくさんの人数を集めなくても、2人とか3人からの少人数でもはじめられます。

知識やノウハウをウリにするコンサルタントにとっては、最適なコミュニティとも言えるでしょう。

ケース2 交流会

コンサルタントの専門分野にちなんだテーマの交流会を開催すれば、見込みクライアントを集めることができます。

この場合は、コンサルタントが何かを教えたりしなくても大丈夫です。
何か共通のテーマについてディスカッションをするように促したり、参加者に発表をしてもらったりするのもよいでしょう。

ゲスト講師を招いて話をしてもらうのも良い手ですね。

勉強会よりも参加のハードルは低く感じさせることができるので、勉強会の前の集客法として活用するのもアリです。

このコミュニティを運営するポイント

週1や月1など、定期的に勉強会や交流会を開催していけば、そこに見込みクライアントが集まってくるようになります。

地域を限定したり、特定の専門分野に絞ったりすることで、より対象を集めやすくすることができます。
朝活・ランチミーティングなど、時間を限定するのもいいですね。

コミュニティにするためのポイントは、一度勉強会に参加しただけで関係性を終わらせないことです。

勉強会や交流会に参加してもらったら、SNSグループやメーリングリストに登録してもらい、こちらから連絡を取れるようにしておきましょう。

メンバー同士でコミュニケーションを取れるようにもしておけば、コミュニティ内で交流が生まれるようになり、口コミや紹介も発生しやすくなります。

何度も繰り返し参加してもらえるように、テーマを工夫することも大切です。

このパターンのコミュニティは、口コミや紹介によるメンバー増が期待できます。参加者が友人や関係者を連れてきやすいようにしておけば、派手な広告をしなくても参加メンバーを増やしていくことができます。

事例:湘南集客勉強会

マーケティングコンサルタント深野裕之さんが開催している勉強会です。

神奈川県の湘南に地域を絞り、火曜日の18時から隔週で集客についての勉強会を開催しています。
対象者は中小企業経営者や自営業者となっており、毎回、店舗経営者や整体師、士業など、20代〜70代の幅広い年代の参加者が集まっているそうです。

勉強会参加 → 信頼してもらう → 個別相談 → コンサルティング契約

といった流れを作ることができており、スムーズなクライアントの獲得に成功しています。

深野さんの人柄と勉強会の内容の充実もあり、湘南集客勉強会のことが口コミで広がっており、ジワジワと参加メンバーも増やしてきています。

このコミュニティを作るメリット・デメリット

メリット
・はじめるのに手間とコストがかからない
・参加費が安価なので参加者を集めやすい
・口コミや紹介によるメンバー増が期待できる
・自然な形で顧客教育ができる

何よりも、はじめるのが簡単で、参加者を集めやすいことがメリットです。
2〜3人からの少人数からの参加メンバーでスタートできます。

SNSやメーリングリストも無料でできるので、初期費用も不要です。

コミュニティで顧客教育をして信頼を得ることができれば、その後のコンサルティング契約につなげることが簡単になります。

デメリット
・高額なサービス・商品を売りにくいこともある
・メンバーの定着のために工夫が必要
・最大でも数十人程度の小規模になってしまう

勉強会への参加費は安価であるだけに、まだ高額商品の購入に慣れていない人も参加メンバーに紛れてしまう可能性が高くなります。

そのため、バックエンドの高額なコンサルティング契約や、講座への参加を促すときに抵抗を感じてしまうこともあり、事前に顧客教育をすることが大切となります。

また、大規模のコミュニティにすることは難しく、コンサルタントが一人で管理できるのは、数人から数十人までが限度です。
そのため、常にメンバーの入れ替わりを意識しておかなくてはなりません。

コミュニティの作り方 2つめのパターン
既存クライアントが集まるコミュニティ

コンサルタントの売上を安定させるためには、既存クライアントに何度も繰り返しサービスを利用してもらうようにすることです。

そのため、一度サービスを利用してもらったクライアントとも継続的に関係性を持ち続けることが大切になります。

ですが、メルマガやDMだけだと、どうしてもつながりは薄くなりがちです。
やはり、関係性を維持するためには、直接対面して会話を交わす機会を作るようにしなければなりません。

そこで、コミュニティの活用です。

既存クライアントが所属できるコミュニティを受け皿として作り、定期的にコンサルタントと直接会えるようにします。

すると、コンサルタントにとっては関係性の継続ができ、クライアントにとってはサポートを継続して受けられ、お互いにWin-Winの状態を作ることができます。

そんな既存クライアントのためのコミュニティのケースを2つ紹介します。

ケース1 コンサルティング後のコミュニティ

個別コンサルティングを受けてもらった後に参加してもらうコミュニティです。

アフターフォローの場として参加してもらい、クライアントが成果を出し続けられるようにサポートしていきます。

場合によっては、コンサルティングを受けてもらっている最中に参加してもらうことの方が効果的なこともあります。

ここにはあまり面識のないクライアントは入れないようにします。

例えば、教材を購入してもらっただけとか、1度セミナーに参加してくれただけの人などは対象にはなりません。

コンサルティングを受けて一定の水準の成果を出しており、共通の考え方やノウハウを持っている人の集まりになっていることが理想的です。

ケース2 講座卒業生のコミュニティ

複数人が参加する講座の卒業生だけが参加できるコミュニティです。

3ヶ月とか6ヶ月間の講座に参加してもらったとしても、それだけですぐに狙った成果を出させることは難しいです。

講座で学んだことを実践してもらうのにも長い時間が必要です。
その実践期間としてコミュニティで既存クライアントをフォローするようにしましょう。

コミュニティに講座の卒業生が参加してくれれば、講座の後の成果報告も受けやすいですし、何か問題が起きた時にもすぐにアドバイスすることができます。

クライアントに成果を出させるという観点からも、講座の後に参加できるコミュニティを用意しておくことは大きな利点となります。

このコミュニティを運営するポイント

コミュニティでは、コンサルタントのサポートを受けられるというだけでなく、同じ志、同じ目標を持った仲間たちと交流できるようにすることが大切です。

ケース1・2で紹介したような既存クライアントは、例えば中小企業の経営者であるとか、個人事業主であるとか、同じような属性を持っています。

また、コンサルティングや講座を卒業していれば、コンサルタントが教えた知識やノウハウを共有しており、一定水準の知識レベルにいるはずです。

そんな人たちが集まっていれば、お互いに成果報告をし合ったり、役に立つ情報をシェアしたりと、みんなで切磋琢磨しあうことのできる環境となります。

コミュニティに参加するメンバー全員が目指すべき目標を設定しておくことも、運営する上での重要なポイントです。

例えば、『年商1億円の会社を作ること!』を共通の目標に設定して、コミュニティのメンバー全員で目指していくとか、『美しい身体を手に入れて、いつまでもキレイなままでいましょう!』とか、共通の高い壁を設定することでコミュニティに所属する意義が生まれます。

如何に参加メンバーを行動させ、多くのメンバーに成果を出させるのか、を考えることが、このコミュニティを運営するための最大のポイントです。

事例:プルスウルトラJ

コンサル大学には『プルスウルトラJ』というコミュニティがあります。

・コンサル起業3ヶ月実践プログラム
・売れっ子コンサルタント養成講座
・マスターコンサルタント養成講座 など、
コンサル大学が主催する講座に参加し、卒業資格を得た人だけが参加することができるコミュニティです。

プルスウルトラJは、講座のアフターフォローを目的とするだけではなく、

コンサルタントが成長できる場の提供
専門家同士の交流が生まれる場の提供
楽しく集まる仲間たちが集まる場の提供

といったことも目的としており、毎月1回、勉強会や交流会を開催しています。

このコミュニティはコンサル大学の北岡さんの思いを実現したものでもあり、『せっかくコンサルタントになったんだから、一緒に楽しいことをしようよ!』ということも大切な目標として掲げています。

だから、楽しいお食事会や旅行などのイベントも定期開催されています。

このコミュニティを作るメリット・デメリット

メリット
・クライアントに成果を出してもらいやすい
・メンバー同士が協力しあえる環境を作れる
・上手く行けば大きな利益にもなる

一定の知識やノウハウ・スキルを持ち、同じ志・同じ目標の仲間が集まっている、というのが最大のメリットです。

ヤル気の高いメンバーが集まれば、お互いに良い影響を与え合うことができ、ガンガン成果をあげ続けることができるようにもなります。

また、コミュニティに参加できる人数に制限はありません。数百人から数千人の規模のコミュニティにすることも可能です。

もし、それだけあなたのファンが集まったとしたら・・・どれだけの利益につながるのか、ワクワクしますよね。

デメリット
・コミュニティメンバーを増やすのが大変
・コミュニティの運営に工夫が必要
・大きくなるとコミュニティの運営が大変になる

まず、高額なコンサルティングや講座に参加してもらうことが前提なので、コンサルタントとしての実績がないうちは、人数を大きく増やしていくことが大変です。

ですが、たくさん人数がいないと成り立たないということはなく、2人から3人くらいからはじめてしまってもまったく問題はありません。

コミュニティを盛り上げるために、共通の目標を設定したり、イベントを企画したりすることが必要となるので、運営者としての手腕も必要です。

また、参加メンバーを増やせる反面、人数が増えてくると運営も大変です。

数十人にもなってしまうと、一人で運営していくことも難しく、コミュニティメンバーも巻き込んだ組織的な運営を考えていかなくてはなりません。

コンサルタントのためのコミュニティの作り方2つのパターン
まとめ

コンサルタントのためのコミュニティの作り方を2つのパターンで紹介しました。

1つは、見込みクライアントが集まったコミュニティ
もう1つは、既存クライアントが集まったコミュニティです。

この2つのパターンのコミュニティは、両方を作ることもできます。
ですが、コミュニティを作るというのは大変です。特にはじめての場合は。

だから復数のコミュニティを一気に作るのではなく、あなたの今のビジネスの状況に応じて、必要と思えるコミュニティから作りはじめるようにしてください。

もし、これからコンサルティングビジネスをはじめるのであれば、最初からコミュニティを作ることを考えてビジネスの設計を行うようにしたほうがよいでしょう。

この記事で紹介したように、コミュニティを作ることで、コンサルタントのビジネスにとって大きなメリットがあります。

ぜひはじめから、コミュニティありきで考えてみてください。

ここで紹介したコミュニティには、コンサルタントのファンが集まるようになります。

サービスに満足してくれた人が集まっているわけですから、必然的に、それから先のサービスも利用してもらえる可能性は高くなります。

つまり、

コミュニティ=優良クライアントの集まり

です。

ぜひあなたも、あなたのファン=優良クライアントが集まるコミュニティを作ってみてください。

この記事では、コミュニティの作り方のパターンをご紹介しましたが、他の記事ではより具体的な作り方も紹介していきます。

コミュニティのつくり方』のカテゴリーの他の記事も、ぜひ読んでみてくださいね。

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